田舎いいんじゃない?

熊本から、日々の暮らしにまつわるお話を綴ります。ペット、インテリア、DIY、お料理、好きなもの、好きなこと・・・気ままにご紹介します。

どんど焼きは大盛況!

月曜になると、土日にもう少し仕事しとけば良かったかなと後悔する、

夏休みの宿題を最終日に泣きながらやるタイプ、もみじです。

大雪はみなさま大丈夫でしたでしょうか。

九州の方はやっと寒波が今週は和らぐようです。

 

さて、昨日日曜日は、この近辺の自治会、子供会主催の

どんど焼き」に行ってきました。

うちの地区では10年くらい前までは毎年やってたらしいのですが、

子どもの減少や高齢化なんかもあったのか、やらなくなって、

今年は「区長さん」が新しい方に変わり、復活させたということです。

私も、「どんど焼き」を見るのは小学校以来!

 

さっそく、手順を見ていきましょう!

まず、木を組んだ状態

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お正月飾りや書き初めなんかも昔は入れてましたね〜

 

日本酒で清めます。

もったいないのか、ちょびちょびかけているおじいさまに、

「そら少なか!ケチりよっとな!」とヤジが飛ぶ・・

・・・・熊本弁分かりますか?

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そして点火!

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間にはさんだ新聞紙にはガソリンがしみ込ませてあるそうな。

 

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1時間もすると、こんな具合に一気に炎が勢いよくなりました。

5メートル離れてても顔が焼けそうに熱いです。

 

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ちょっと日が落ちついたら、鏡餅や丸餅やみかんを焼いて食べました。

焼きマシュマロを作ろうとする、つわものの子どもたちの手がありますね!

ものすごく熱いので、3秒くらいしか近づけないんですけど、焼けたかな?

 

さて、子どもたちもそろそろお開きの時間になり、

オトナの時間になってきたようです。

・・・というか、点火してから、ずっと飲み続ける男性陣・・・

いつものことですが、じいちゃんたちは飲むのが大好き!!!

 

ここで、「かっぽ酒」の作り方。

まず裏山の竹を切り出して、中の節に穴を開けます。

これは、お酒がたくさん入るようにするためですね。

そこになみなみと酒をつぎます。

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それを火のそばに立てかけておいて

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竹の器に注いで

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飲む! 飲む! 飲む!

まあ、じいちゃんたち、よく飲みます・・・

私も味見したかったのですが、ビールでご機嫌だったので、

日本酒まで飲んだらうちまで帰れるかどうか・・・

 

こんな具合に「どんど焼き」は日が沈むまで続くのでした。

 

ひとつ心温まる出来事があったのですが、一人でぷらっとやってきたおばあちゃんが、

きれいに洗って適当な大きさに切った「さつまいも」をビニール袋に入れて持ってこられていました。

おばあちゃんはおしることか食べながらしばらく座って火を見てたんですが、ブツブツと「こぎゃん人の多かなら、足らんばい」「※こんなに人が多いなら、足りないかな」と、てくてくと帰っていかれました。

その間に勝手に「さつまいも」をひとつひとつアルミホイルで包んだのですが、帰ってきたおばあちゃんの手には、さらに追加の「さつまいも」が。わざわざ家まで取りに帰ってくださってたようでした。おばあちゃんとおしゃべりしながら、「さつまいも」をさらに包み、それを火の中に投入!

焼けた「さつまいも」は「みんなでどうぞ」と言ってくれたので、子どもたちや大人たちもみんなで「ふうふう」言いながら美味しく食べました!

少し目が不自由だと言われるおばあちゃんに、みんなの美味しそうな顔は見えたでしょうかね。「ありがとう、ありがとう」と言いながら帰られましたが、それは私たちみんなが言う言葉ですよ、おばあちゃん!

 

・・・みんなのためにありがとう、おばあちゃん