田舎いいんじゃない?

熊本から、日々の暮らしにまつわるお話を綴ります。ペット、インテリア、DIY、お料理、好きなもの、好きなこと・・・気ままにご紹介します。

完熟かぼすでジャムを作る

ご無沙汰しております!

やっと季節労働から解放されたとこで、

まだテンション低めのもみじです。

aki-1231.hatenablog.com


仕事が忙しいときは、なにかと「現実逃避」したくなって、「あれもしたい、これもしたい」と思いつくものですが、いざ忙しい時期も終わってしまうと「あれ?何がしたかったんだっけ???」ととりあえず布団にもぐり、テレビをつけてグダグダと過ごしがちになります。とくにこんな寒い日はね〜〜〜

そこで、今回は仕事の合間に「やりたいことリスト」を思いつくまま書いておきました。私ってナイス!!

 

どれどれ、どんなこと書いていたかをチェック。

1.シーツを縫う・・・我が家はクイーンサイズのベッドで、フワフワぬくぬくの敷きパッドが近所のホームセンターでは売ってないのであります。ネットで探しても高くてとても手がとどきません。ということで、シングルサイズを2枚買って、縫い合わせることにしております。けど、これ、夜にテレビ見ながらやればいいよね、ということで後回し。・・かれこれ1ヶ月以上後回しにしてるのは見て見ぬふり・・・

 

2.お洋服の整理・・・今年着てない服を整理しなくちゃ、とは思うのですが、この洋服を捨てるのだけは、いつも躊躇してしまってかなりのパワーを要するんですよね。まだ疲れが残っててテンション低いし〜〜・・・と言うことで、後回し。

 

3.手づくりのものを何か作る・・・ちょこちょこと編み物したり、縫い物したり、そんなことが日常の暮らしのなかで普通にできたら、『もみじの丁寧な暮らし』とかなんとかブログで有名になって、取材なんか来ちゃって、本を出版していっきに印税で暮らすみたいな・・・

いかんいかん、妄想は置いといて〜、ずぼらな私はその行動に移るまでに1年くらいの時間を要するのであります・・けど、これを後回しにしたら、またテレビをグダグダ見ることになるので、

今日は「ジャム作り」をしましょう♪

 

数日前に、お隣さんが「かぼす」の最後の収穫をされていて、みごとに熟成した「かぼす」をいただきました! そのかぼすを使ってジャムに挑戦!

f:id:aki_saka_1231:20180124144356j:plain

かぼすもここまで熟成すると、甘みが強くなります。しかし、皮の部分も利用してマーマレードジャムみたいに作ろうとすると、苦みが強くて食べづらいジャムになってしまいます。かといって、皮の部分を削り落とすと、見た目が白っぽくなるのでかわいくない!!・・・という言い訳ですが、実は皮を削るのが面倒・・・そこで今回は、いかに皮の部分の苦みをとるか、ということが最大の難関です!!!

 

ザッとした作り方は、

・半分に切って果汁を搾り、果汁は砂糖を同重量入れて冷蔵庫に保管。

・絞った後の皮をそのまま鍋に入れ、水から煮て、ゆでこぼし2回。

・皮の内側に残っている「ふさ」のブヨブヨした部分を取り除く。

・新しい水につけて一晩放置。

・翌朝もう一度ゆでこぼし、水にさらして細い千切りにする。

・千切りにしたものをもう一度ゆでこぼしして水に30分さらす。

・ザルにあげて、手でぎゅっと絞りながら鍋に戻す。

・皮の重量の半分ぐらいの砂糖を入れる。

・冷蔵庫に保管しておいた果汁を加え、煮る。

 

要するに、何度もゆでこぼしたり、水にさらしたりしたのは、苦みをおさえるため。作業の途中に少しだけ食べてみて、苦みを感じたらまた繰り返すと安心です。酸味と風味は、搾った果汁の分で十分出ますので、皮は食感と具、ぐらいに考えた方がよいかもしれませんね。

コツは、最後に煮る時に時間をかけると色が悪くなるので、30分目安に強めの中火で混ぜながら一気に水分をとばすこと。できるだけ底面積の広い鍋の方が水分も早く飛びます。これは、他のジャムを作るときも同じです。

苦みはかなりおさえられたのですが、なんせ手間が。。もしかしたら、重曹使ったら苦みが早くとれるかも・・・

 

そうやって2日かけてできたのがこちらです!

f:id:aki_saka_1231:20180124150117j:plain

とってもきれいな色にできあがりました♪

 

これはもちろん、自家用でもあるのですが、今回はお隣さんと、このあいだ「金柑の甘煮」をいただいたご近所様にもおすそ分けする予定!時間もあるので、ひと工夫してみましょう!

 

まずはお習字紙を用意して、ビンのふたの大きさより3センチ四方ほど大きめの正方形にカットします。定規をあてて切ると、ギザギザでナチュラルな感じになりますね〜。

f:id:aki_saka_1231:20180124150636j:plain

 

そのど真ん中に、「かぼす」の絵と文字なんか入れちゃうといいんじゃない?

f:id:aki_saka_1231:20180124151314j:plain

イラストの下には、お隣さんと私の合作と言うことで、英文字で○○&○○という感じで名前を入れました。

 

これをビンのふたにのせて、麻ひもで結んだら・・・

f:id:aki_saka_1231:20180124151730j:plain

ほ〜〜ら、1個600円で売れるでしょ!これ!・・・自画自賛(^^;;

 

市販のジャムの空き瓶も、ちょっとラッピングに手間をかけると、素敵な贈りものに早変わりですね〜〜〜

 

お隣の奥様におすそ分けしたら、家に帰ってくるなりお電話があり、「さっそく食べちゃった〜〜美味しかった〜〜」とうれしいお言葉をいただきました!まさかかぼすがジャムになるとは思ってなかったそうで、自分でも作ってみる、とのことでした。

こうやって、みんなで試行錯誤しながら、美味しくできたレシピを教えあいっこするのが、田舎の近所付き合いのいいところですね!

 

・・・問題は酸っぱいものが苦手な旦那様が食べてくれるかどうか・・・